風景の中に人を入れた写真

風景も結局は誰かのモノであり、撮影者は持ち主に断りなく写真に収める。
住宅街でのスナップに誰かの家が写っていれば、空き地が写っていれば、私道が写っていれば
川が写っていれば、山が写っていれば・・・・
結局撮影者は一枚の写真を撮るだけのために無数の権利者の無数に存在する許可を取り続けなければいけなくなります。
もう自分の顔しか写すものがなくなってしまいそうです。

>>21
> しかしスナップというのは、本質的な部分では一期一会であるべきで
激しく同意です。自分も写真の価値、本質はそれしかないと思っています。
ただ昨今の事情はそうもいかないようです。
一度ネットで公開してしまうと不特定多数のモニタに際限なく転写され続け、中には意図せず目に入ってくることを不快に思う人もいるかも知れません。
あるいは特定できない誰かに加工され撮影者の知りえない所で副産物が生まれているかもしれません。
すでにそこには“一期一会”といった情緒の欠片もありません。

モラル
これで双方が落ち合った“ふり”をしなきゃ写真だけでなく実社会での生活において何もできなくなってしまいそうです。

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